「東京少女」

2ちゃんねるから生まれた物語・・・
電車男でさらに有名になった超巨大掲示板からまたひとつ伝説が生まれた
それは切ないノンフィクション、ネタでもいい、何か心が締め付けられる、そんな気持ちを思い出したくて・・・

主人公はクリスマスイブにお姫様との時間を買う
彼女とはHをするとかじゃなく、ただ純粋にデートだけをするデート嬢とその客という関係である
もちろんそこにはあらゆる情など存在しない
無機質な人形とデートしているのと何ら代わりはない
でも男は今の時間が全てだと考える、刹那的に生きる現代人の悲しい性かもしれない
男は彼女を普通の人間として扱う
彼女もまた彼をお客としてじゃなく、ひとりの自分と接点のある男性、として考える
しかし彼女の後ろにうごめく影の存在に気がついた主人公は、自分の気持ちとは裏腹に詮索を始めてしまう

ひとときの幸せ、お金で買えることの出来たその幸せに付きまとうタイムリミットは読む人全てを苦しめる
偽りの非日常と寂しい現実との狭間で揺れ動く男の心が染み入ってくる
せつないなぁ
久しぶりに活字に打ちのめされた


とここまで普通の感想(笑)
確かに切ない感じ、これは本当に感じました。
風俗に勤める女性を好きになった友人がいたので、何となくその頃のことを思い出したりしてましたね。
それはかなり昔の話なんで、若い頃を思い出す…っていうともうおっさんみたいですが(実際おっさんですけど>爆)そのおかげで忘れていた新鮮な恋愛感情も一緒に思い出すことが出来てよかったなぁと純粋に思ったわけです。
この話、実際2ちゃんねるに書き込まれていた頃をリアルタイムで読んだわけではありません。最近まとめサイトで知り、書籍化されたものを読みました。
本として、活字として読んでみるとやはりネタ臭さ爆発なんですが(爆笑)それはそれでおもしろいんじゃないでしょうか。小説なんてある意味ネタでしかないわけですし、どこまでリアリティを追求するか、または反対にとことんエンターテイメント具合を追求するかなんて作者の好き勝手ですからね。両極端な書評を見ますがどちらもアリかなと思うのは僕だけですかね?。
それなりに僕は楽しんで読みました。お約束のように切ない気持ちも感じさせていただきました(笑)
ということで…(^^)

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