トリオ・カルテットで聴く バッハとテレマン珠玉の名曲
笹櫛です!
秋の週末、あいにくの雨になりましたが、南森町にある天満教会さんで室内楽のコンサートを聴いてまいりました。
名曲ばかり・・・とはいえ、滅多に演奏されない曲なので、聴きごたえのあるプログラムでした。
先ずはテレマンの四重奏曲はバッハの重さが抜けたような聴きやすい曲♪
続いてご存知バッハのトッカータ・ホ短調BWV914ですが、これはもちろんチェンバロソロによる演奏。この構築された音符の作りがまさに大バッハならではでしょう♪
そして音楽の捧げ物からトリオソナタですが、定番とはいえ私はこの曲をチェンバロとの演奏で初めて聴き、これがバッハなんだなと確信しました。うちのCDはフォルテピアノなので今まで少しもの静かな印象でした。いつでもテーマがどこかで鳴っているのが印象的な曲ですね。
後半、エマニュエルのトリオソナタで始まりましたが、これまた4人のアンサンブルが圧巻で、教会の天井に反響して後期バロックの聴きやすさのイメージを増大させてくれます♪
最後は、私の大好きなパリ四重奏曲第6番!もうね〜最後のシャコンヌで感激して涙・・・ではなく、あまりに美しくて笑み(喜び)が溢れてきました♪
バロック音楽離れが進む昨今、関西でもバロック室内楽のコンサートはまだまだ盛んで、その場を提供してくれる教会やホールもたくさんあるものなんですよ〜〜