「Wink」をご存じですか?(こう書いただけで僕の年代がばれそうですが…笑)
1988年にシングル「Sugar Baby Love」でデビューした日本人女性デュオです
どういう売り出し方が狙いだったのか今考えるとわからないんですけど、
当時はどちらかというと、実力派であるとかじゃなく、
ただ単に「アイドル」としての色が濃かったように思います
で、唐突ではありますが、元々バンドマンだった僕…
実は今でも編曲家として活動はしたいと思っているんですね
今はとても仕事が忙しくて、趣味に没頭する時間も少なくて曲作りからは遠ざかってはいたんですけど、
最近、また曲を作りたいなと思ってきて、
それで、少しすごいなと、こっそり尊敬している編曲家のことを書きたくなりました
1996年にリリースされたWinkのベストアルバム「MEMORIES 88~96」にももちろん収録されている、
この有名な2曲の編曲をなさった編曲家、
淋しい熱帯魚
作詞:及川眠子 作曲:尾関昌也 編曲:船山基紀
One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~
作詞:松本隆 作曲:Steve Lironi, Dan Navarro 編曲:船山基紀
そう、船山基紀氏なんですけど、この人、僕は本当にすごいと思います
僕は、
アマチュアでそこそこ、地元では有名だった某バンドをひとり脱退して、
初めてたったひとりで音楽活動を始めたときに、何が楽しかったかというと、
「自由に自分のオリジナル曲をアレンジできる」ということでした
バンド解散でよく聞く理由の「音楽の方向性の違い」という言葉
本当にこれってありますよ!
バンドで演奏しながら編曲を進めて行くにあたって、
どんどん自分のイメージからかけ離れていくんですね
それが積み重り、メンバー相互間でも不協和音へと発展するんです
そんなこんなで、ひとりになってみて、
前から欲しかった編曲の自由を手に入れましたが、
なんか作業が進みません、いいリフもバッキングも激しいベースラインも思いつきません
ここでやっと、自分の持ち味をバンド生活で失いかけていたことに気がつきました
でで、話は前後しますが(笑)
船山基紀氏の編曲で目が覚めます
厳密に言うと、そのWinkのシングルリリース当時は聞き流していたんですけど、
あらためて、自分が編曲者としての立場に立って、これらの曲を聴いたときの衝撃……
曲がそこそこいいっていうクオリティじゃないと思うんです
和製ブラックミュージックとでもいいましょうか
ベタな編曲に聞こえるかもしれませんけど、
やりたいことを凝縮したような、彼の中でもこの2曲は会心の一撃なんではと推測します
特にOne Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~のベースの動きは、
裏拍のセオリーを踏襲、思わず鳥肌が総立ちです(爆笑)
ということで、船山氏のように、僕も独学で編曲道を驀進したいと思います!
| MEMORIES 88~96 | |
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WINK Joe Lemon Wayne Bickerton
ポリスター 1996-03-25 おすすめ平均 |

